January 17, 2005

 Virex6.1を使いつづける為のメモ

Virex6.1を今後も使い続ける為のメモです。すでに去年の10/7にVirex6.1のサポート期限は切れています。

アンチウイルス・アプリは、ウイルス定義ファイルを更新していくことで、新しい脅威に備えるわけですが、サポートのなくなったアプリには定義ファイルの更新も終了してしまいます。

したがって、既知の脅威には対応できますが、新しいものには全く無力となります。そこでVirex6.1ではどうするかといえば、最新バージョンであるVirex6.2の定義ファイルを利用します。

しかしこの方法には制限があり、「Speed Scan」機能と「Snapshot」機能が利用できなくなります。例えばCD-ROMなどのメディアをドライブに入れた場合「Speed Scan」がつかえない旨のエラーメッセージが表示されます。そこで、このメッセージを表示させないようにするには、Virexアプリケーションとコントロールパネルの各々の環境設定で「Speed Scan」のチェックをはずすします。

これらの機能が使えなくなることで、スキャン時にキャッシュが使われず時間が掛かる弊害がありますので、その点は注意して下さい。そもそもVirex6.1で6.2の定義ファイルを使うこの方法は、開発元が想定した使い方ではないので仕方がありません。しかし、この制限とトレードオフでVirex6.1を延命できます。

eicarのVirusテストファイルで最低限のテストは行いましたが、あくまでもこの方法はの無保証です。McAfeeはもちろん私もトラブルが発生しても責任は負えません。自己の責任においての利用をお願いします。

投稿者 bitterbit : January 17, 2005 10:44 PM