December 15, 2005

 レビュー:WX310K(USBマスストレージ編)

WX310K(京ぽん2)のマスストレージ機能で、OSのブートが可能か無謀にもチャレンジしてみました。

とりあえず、MS-DOSをブートさせようかと思っていたのですが、こちらの環境にはUSBからのブートをサポートしたPCがないために、USBブートをサポートしたMacで実験を行うことにしました。

■ Mac
PowerMacintosh G4/500MHz Dual、512MB、MacOS9.2.2
■ファイルシステム
HFS+
■ miniSDカード
DANE-ELEC 512MB(NS512E0536SEK00)

miniSDカードはFATでフォーマットされていますので、Macに接続してHFS+にフォーマットし直しました。それからMacOS9のCD-ROMで最小限のシステムを選択の上、インストールを行いました。メモリへのアクセスは御世辞にも早いとは言えず時間がかかりましたが、これで準備完了です。

WX310Kで「メニュー」→「アクセサリ」→「USBマスストレージ」を選択しモードを切り替え、Macに接続したのを確認して電源を入れました。端末のSDのアイコンを見ていると点滅しているので、アクセスしているように見えます。これならば行けると思ったのも束の間、画面が一瞬消えるところでUSBマスストレージ機能が解除されてしまいました。その後すぐにマスストレージに戻したものの、灰色の画面でハングアップしたままでした。

どうやら、そのタイミングでUSBのバスがリセットされるようで、USBマスストレージ機能がOFFになってしまう模様です。こればかりは対応のしようがないので、残念ながら実験は失敗に終わりました。なお、optionキーを押したまま起動し、ブートボリュームの選択画面を表示させると、一覧にWX310Kのボリュームが表示されるのは確認しました。

こちらの環境では失敗に終わりましたが、機会を見つけて別環境で再チャレンジしたいと思っています。念のためですが、実験はあくまでも自己責任でお願いします。

投稿者 bitterbit : December 15, 2005 08:58 PM