July 27, 2006

 Firefox 1.5.0.5 リリース

Mozilla Foundationにより開発されているwebブラウザ「Firefox」のマイナーアップデート、Ver.1.5.0.5がリリースされました。

アップデートの内容

  • 安定性の向上
  • フリジア語 (fy-NL) 版の提供を開始
  • いくつかのセキュリティ問題の修正
    • MFSA 2006-56:「chrome:」スキーマによるリモートコンテンツの読み込み
    • MFSA 2006-55:メモリ破壊の形跡があるクラッシュ (rv:1.8.0.5)
    • MFSA 2006-54:XPCNativeWrapper(window).Function(...) を使ったクロスサイトスクリプティング
    • MFSA 2006-53:UniversalBrowserRead を使った特権の昇格
    • MFSA 2006-52:Function.prototype.call を使った PAC の特権の昇格
    • MFSA 2006-51:名前付き関数と再定義された「new Object()」を使った特権の昇格
    • MFSA 2006-50:JavaScript エンジンに関する脆弱性
    • MFSA 2006-49:不正な VCard 上でのヒープバッファオーバーライト
    • MFSA 2006-48:JavaScript の新たな Function の競合
    • MFSA 2006-47:ドメインを超えたネイティブ DOM メソッドの乗っ取り
    • MFSA 2006-46:イベントの同時発生によるメモリ破壊
    • MFSA 2006-45:Javascript の navigator オブジェクトに関する脆弱性
    • MFSA 2006-44:削除済みフレームへの参照を通じたコード実行

開発元では、全てのFirefoxユーザに最新版へのアップグレードを推奨しています。いつものことですが、アップデート作業時の不測の事態に備えるため、個人データのバックアップおよび、エクステンションの互換性の確認を行うことをお勧めします。

投稿者 bitterbit : July 27, 2006 06:42 PM