January 10, 2008

 WILLCOM「Menlow」採用端末を開発中

7日から10日まで米ラスベガスで開催中の展示会「2008 International CES」において、WILLCOMのプロトタイプ端末が展示されています。

これはIntelブースにおいて、次世代モバイル機器用プラットフォーム「Menlow」を採用した機器の一つとして紹介されています。黒のボディにWILLCOMのロゴがあしらわれたモックアップで、実際には機能しない参考出品レベルのものです。その風貌はどことなくS.E.C.C.版のPentium IIを思い出させますが、サイズ的にはこちらの方が大きいようです。

WILLCOMはこの端末が開発中のものであることは認めましたが、発売時期、価格、開発メーカーについては明言を避けました。素直に考えれば、次世代W-ZERO3シリーズ、それも無印「ZERO3」をリプレースするものではないかと思います。「es」が通話端末へとスタイルを近づけていく一方で、こちらはよりPC的な端末としてシリーズ内のポジションを固めるものと思われます。

12月の契約者数も16,100の純増と明るい兆しが見えてきました。WILLCOMには、次世代PHSサービスの開始へ向けそろそろ攻めの姿勢に転じてもらいたいと、いちユーザとして願わずにはいられません。

投稿者 bitterbit : January 10, 2008 09:33 PM