March 31, 2008

 間違いだらけの耳そうじ

風呂上りに耳を綿棒でグリグリと掃除するのは、なかなか気持ちのいいものです。このように、いい事だと思いながら行なっている耳そうじが、実は間違っていたとしたら、結構ショックではないでしょうか。

そんな耳そうじについてリクルート「R25」のサイトで興味深い記事を見つけました。専門医によれば、何気なくやっている耳そうじでも次の行為はお勧めできないとのこと。

  • 耳掻きを深く押し込む → 耳の入り口から鼓膜までの距離は数センチしかないため、鼓膜を傷つける危険性がある
  • ならば綿棒を使う → 耳の穴に対して先端の球部が大きいので、耳垢を押し込んでしまう
  • 風呂上りにそうじする → 皮膚がふやけているのですぐに傷ついてしまう

では、正しいケアはどういうものかといえば、「週に1回、入り口をウエットティッシュで拭けば十分」とのことです。というのも、耳垢は耳の穴の皮膚を守る役割があるため、完全に取り除くのはよくないようです。今まで不潔で不要なものと思い込んでいましたが、よもやそのような役割があったとは知りませんでした。

風呂上りの楽しみの一つである「耳そうじ」が出来なくなるのは残念ですが、これも体のためと思って今後は自粛しようと思います。

投稿者 bitterbit : March 31, 2008 11:18 PM