July 18, 2010

 Taproom 10周年祭(2日目)

昨日に引き続き、タップルーム10周年祭の2日目に参戦しました。

沼津港へは昨日より少し早めに到着。ジリジリと太陽に焼かれながらオープンを待ちました。開店後は、カウンターに陣取りビールをたっぷり堪能。また、この3日間は狩野川沿いのブルワリーが公開され、誰でも自由に見学することが出来ますので、そちらにも足を運びました。巨大な仕込み釜や、貯蔵タンクを目の当たりにして、ここがベアードビールのふるさとだと思うと、感激もひとしおでした。

そして、今日の一番はなんと言っても「レットローズ・アンバーエール」。麦の豊かな味わいと、強力なホップの香りと苦み。両者のバランスが最高でした。限定ビールに心奪われることもありますが、このように定番ビールが高いレベルを保ちつづけていることについて、ファンとしては嬉しいと同時に、そのために払われるありとあらゆる努力に対し、感謝と尊敬の念を抱かずにはいられません。

また、満員のタップルームを見渡して、この光景こそベアードビールが10年掛けて築いた成功の証ではないかと思えてきました。ビールを通じて人の輪が広がってゆく素晴らしさがここにはあります。こればかりは、一朝一夕にどうすることも出来ません。10年という時間を費やしようやく成し遂げられた、本当に素晴らしい光景でした。そうこうしているうちに、楽しい時間はあっという間に過ぎてゆくのでした。気がつけば無念のタイムアップ。祭りは明日も続きますが、我々は後ろ髪を引かれる思いで沼津を後にすることに…。

兎にも角にも、ベアードビールのこの先10年がこれまで以上に実りあるものになることを切に祈るばかりです。これからも我々を唸らせるビール造りに期待しています。

投稿者 bitterbit : July 18, 2010 11:14 PM