May 03, 2004

 静岡県浜松市「小豆餅」

今日、ちょっとした調べものをしていた時に、偶然ユニークな住所を見つけました。気になったので、本来の調べものそっちのけで由来を調べてみました。

その住所とは静岡県浜松市「小豆餅」で、食べ物の名前が住所になっているのはなかなかユニークだと思います。

由来は次のようなものです。

時は戦国時代1572年12月、静岡県浜松市の三方原で徳川家康は武田信玄との合戦に敗れ、居城である浜松城へ敗走する際、老婆が営む茶屋に立ち寄り小豆餅を注文したそうです。追手を振り切りしばしの休憩と思ったところ、すぐさま武田軍の追手が現れ、家康は代金を払う事なく、慌ただしく茶屋を飛び出たそうです。

このエピソードが小豆餅の地名の由来だそうです。なお、この話には以下のようなオチがついています。

その後ようやく追手から逃れた家康ですが、まだ誰かが一行を追い掛けて来ます。それはなんと先ほどの茶屋の老婆だったそうです。老婆は餅の代金をもらうために一行を追い掛けて来たということです。

これも調べてみて分かったのですが、「小豆餅」から2kmほどの場所に「銭取」という地名があり、これはこの老婆が代金を受け取った事が由来になっているそうです。

しかし、おそらく馬に乗っていたであろう家康一行を、2kmも追い掛けて代金を請求した老婆はただ者ではないです。ひょっとしたら、忍者だったのかも知れません。

投稿者 bitterbit : May 3, 2004 05:01 PM | トラックバック
コメント

そんな地名があったんですねえ。
ただ食物名の地名というだけでなく、徳川家康のエピソードもあるあたりが笑えます。

約40年前まで、そのあたりを通る軽便鉄道があったそうで、「小豆餅」駅や「銭取」駅があったそうです。
(参考:↓遠州鉄道奥山線の線路跡をたどった報告のページ)
http://buka.web.infoseek.co.jp/old1.html

Posted by: ほん魔 : May 5, 2004 02:28 AM

こんにちは。
あの場所に軽便鉄道が走っていたとは知りませんでした。
それにしても、歴史ある土地の言い伝えを調べるのは、本当に面白いです。

Posted by: bitterbit : May 5, 2004 03:22 PM

浜松でタクシーに乗っていて、車窓の「小豆餅」のバス停が面白かったので運転手さんに尋ねたら、家康の「銭取」までの話をしてくれました。
広い「満州道路」というのも、満州引揚者が建設したものとか。
歴史的なエピソードのある地名は、とても面白かったです。

Posted by: ちくわ : August 15, 2004 02:30 PM

ちくわさん、コメントありがとうございます。
これからも、様々な地域にちなんだ興味深いエピソードがあれば、
エントリーに取り上げたいと思います。
(コメントの重複を修正しました。ご了承下さい。)

Posted by: bitterbit : August 16, 2004 01:24 AM
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