April 03, 2006

 アップルコンピュータ創立30周年

去る4月1日、アップルコンピュータが創立30周年を迎えました。

ありふれた言い方ですが、1976年の創業から今日までまさに紆余曲折、波瀾万丈の30年だったのではないかと思います。数字だけで見れば世界のコンピュータ市場におけるシェアはわずか数パーセントです。しかしアップルは、時に人々を驚かせ(Macintosh、iMac、iPodの開発)、また時に人々を落胆(互換機市場の閉鎖、Newtonの開発中止)させて来ました。

さらに、映画『フォレスト・ガンプ』では主人公が稼いだ金をアップルコンピュータに投資し、株券を手にするシーンがあります。これがIBMやHPだったら印象に残ることもなかったでしょう。アップルコンピュータには我々に特別な感情を抱かせる何かがあるのは間違いなさそうです。とはいっても個人的には、以前に比べればアップルに対する期待というか情熱みたいなものは薄れているのは事実です。

これからの30年を通して、Macintosh、iPodを越えるプロダクトで我々をぜひ驚かせてもらいたいものです。そして、それはどんなものなのかを考えると、興味が尽きることはありません。

投稿者 bitterbit : April 3, 2006 09:27 PM