April 26, 2007

 「シュシュッシュ〜」に便乗して…

最近、SoftbankのCMで「シュシュッシュ〜」という印象的なフレーズを耳にすることがあるかと思います。

ナンシー・シナトラ1967年のヒット曲「シュガータウンは恋の街(Sugar Town)」です。名前にピンと来た方もいるかと思いますが、彼女はフランク・シナトラの愛娘です。1960年代のはじめに「イチゴの片想い(Tonight You belong to Me)」、「レモンのキッス(Like I Do)」をヒットさせています。初めて歌声を聞いたのは、会社の有線でした。(個人的にはこのパターンで曲を知ることが多いです)。ペイシェンス&プルーデンスのヒットで知られる「イチゴの片想い」をエコーを効かせつつ、(いい意味で)ゆるい感じに歌い上げている女性ボーカル、あとから調べて分かったのですが、これがナンシー・シナトラでした。

このマッタリとした感じが気に入って、さっそく同曲を収録したCDを探したのですが、見つけることが出来ませんでした。さらに調べていくと、「イチゴの片想い」や「レモンのキッス」は日本でヒットした曲で、その頃のアメリカでは知られていなかったとのことです。欧米編集のベスト盤にこの2曲が収録されないのは、そのような理由からだと考えられます。以前、日本のインディーズレーベルから発売されたベスト盤には、2曲とも収録されていたそうですが、残念ながら現在では入手困難となっています。ちなみに「シュガータウンは恋の街」に関しては、何枚か存在するベスト盤に収録されています。

CMで話題になっている今こそビジネスチャンスですので、「イチゴ」と「レモン」を収録した日本編集のベスト盤が出ないものかと、秘かに期待しています。

投稿者 bitterbit : April 26, 2007 08:54 PM