May 03, 2008

 ドライホッピングの威力

八重洲のビアバー「TOWERS」で開催されたイベント、「リアルエール祭り」に足を運びました。

ハンドポンプや木樽(カスク)からサービングされるビールを楽しむというのがイベントの内容で、サンクトガーレン、ヤッホー・ブルーイング、オゼノユキドケ、箕面ビールの各ブルワリーからこの日のために醸造されたビールが用意されました。これらは一般的なビールのイメージ、シュワシュワでキンキンに冷やされたというものとは対極にある、炭酸は控えめで適度な冷やし加減となっていて、ビールを深く味わうには最適なコンディションと言えます。ちなみに、写真のティーバッグのようなものは箕面ビールのWIPAの樽にあったドライホッピング用のホップです。ドライホッピングとは、醗酵中や熟成中のビールにホップを加えて香りを移す作業を言います。つまり、樽の中でじわじわと香りが移されていたわけです。その効果は覿面で、香りの際立った素晴らしいビールとなっていました。

また何かのイベントが開催されることがあれば、ぜひ参加するつもりです。ただ、今回は少々羽目を外してマスターに面倒をかけてしまったので、本当に申し訳なく思っています。次に訪れた時は、まず第一に大人しく飲むよう肝に銘じたいと思います。


投稿者 bitterbit : May 3, 2008 11:54 PM