November 26, 2008

 「ギネス」の国内販売権がキリンへ

ギネスと言えばアイルランド生まれの黒ビール(ドライ・スタウト)として世界的に有名です。また、ギネスブックの発行元としても知られています。

日本では1964年からサッポロビールが販売を行なっていますが、来年2009年6月よりキリンビールが権利を獲得し販売に乗り出すことになりました。これにより、ギネスの販売元はサッポロからキリンへと交代することになります。これにはギネスを保有する英国ディアジオ社が、頭打ちになった販売数に痺れを切らしサッポロとの契約更新を見合わせた経緯があるようです。また、同様にサッポロが販売権を持つアイリッシュ・ビターの「キルケニー」もキリンに移るそうです。個人的には、ギネスよりもこのキルケニーを飲む機会が多いので、キリンの販売網に乗ることで入手が容易になるのであれば、歓迎したいところです。

そう言えば、9月にはベルギーの白ビール「ヒューガルデン」の販売元がアサヒビールに代わりました。発泡酒に押され厳しい状況の続くビールですが、競争はますます激化して行くようです。

投稿者 bitterbit : November 26, 2008 11:42 PM