March 10, 2009

 カーネル・サンダースの帰還

大阪の道頓堀川で、行方不明となっていた「カーネル・サンダース像」が発見されました。

この像は1985年に阪神タイガースがリーグ優勝を果たした際に、どんちゃん騒ぎのどさくさに道頓堀川に投げ込まれ、以来行方が分からなくなっていました。今回、大阪市が河川工事で調査を行っていたところ、投げ込まれた場所から300m下流の地点でダイバーが発見したそうです。

24年間も冷たい川底に放置されていたため、黒く変色しトレードマークの白いスーツの面影はすでになく、両手首と下半身は失われてしまいました。それでも今なお、サンダース氏は穏やかな笑顔を絶やしません。さすが南部のタフガイ、フライドチキンで財を成したファウンダーの心意気を感じさせます。その一方で、笑顔が逆に何とも言えない物悲しさを醸し出しているようにも見えます。

それはさておき、これでタイガースが18年間優勝から遠ざかった元凶とも言われた「カーネル・サンダースの呪い」が解けるかもしれません。タイガースファンにとっては、この上ない朗報ではないでしょうか。

投稿者 bitterbit : March 10, 2009 11:41 PM