August 10, 2009

 MOメディアも販売終了へ

先日、FDDの主要メーカーが来年春を目処に製造の終了を検討しているという話題を取り上げました。

さすがにフロッピーは仕方がないと思うのですが、今度はMO(光磁気ディスク)メディアの販売終了のニュースが入ってきました。日立マクセルが9月末、三菱化学メディアが12月末をもってディスコンになります。BCNランキングのデータによると、シェア1位(マクセル)と2位(三菱)の撤退と言うことで供給量が一気に減少し、メディア争奪戦になっては目も当てられません。ただ、その点はご安心を。シェア3位のSONYは引き続きメディアの自社生産を継続するとのこと。完全に望みが無くなったわけではありません。

それはさておき、MOと言えばかつてDTPのオペレータをしていた頃、毎日のようにクライアントとのやり取りや、印刷屋への入稿、バックアップなどに使っていたものです。128MB、230MB、それから640MBとメディアの容量が拡大されていったのを思い出します。Macではドライバの相性問題が存在したりと面倒なこともありましたが、メディア自体の信頼性は高いものでした。それでも、読み書き性能や大容量化で他の記憶メディアから遅れをとり、シェアを落とす結果となったのでした。

ということで、この機会に引き出しの奥のMOに保存した古いバックアップを整理してみようかと思います。


投稿者 bitterbit : August 10, 2009 08:43 PM